外科は常勤スタッフ12名であらゆる外科領域疾患の診療に当たっています。
また、当科は外科専門医研修制度のもと千葉大学、東京医科歯科大学および君津中央病院との連携施設になっており、各病院よりの外科専門研修医の派遣をいただき実地臨床の研修も行っています。
一般外科、消化器外科領域では腹腔鏡手術症例は順調に増加しており、現在全身麻酔手術の半数以上が腹腔鏡手術となっています。また、膵臓癌を始め肝胆膵領域の高難度手術も積極的に行っております。近年では高齢者、または重度の合併症を持った患者さんに対する手術も増加傾向にありますが、他科の協力も得て安全に治療を遂行する体制も構築しています。
乳腺外科は3名の体制で専門性を活かし独立して診療に当たっており、乳房温存手術から放射線化学療法まで高いレベルでの診療を提供しています。年間1,000件以上の手術を行っていますが、そのうち緊急手術も400件前後と年々増加してきています。
地域医療への貢献を考えるに当たり、救急医療の重要性はさらに増してきており、夜間・休日も含め緊急手術にも迅速に対応できるよう地域の先生方と連携をとりながらスタッフ一同努力して参りますのでよろしくお願いいたします。