限度額適用認定証について
入院をした時に高額な手術、治療を受けたり、期間が長期化すると医療費の負担が大きくなる可能性があります。医療費には高額療養費制度による医療費の払い戻しがありますので自己限度額を超えて支払った医療費は返ってきますが、数か月後になる場合もあり、また手続きも保険者・自治体によっては面倒なことがあります。
千葉ろうさい病院では入院するときには「限度額適用認定証」の取得をお願いしています。
「限度額適用認定証」を病院の窓口に提示すれば、請求される医療費が、高額療養費制度の自己負担限度額までとなります。支払う医療費を減らすことができますし、あとから払い戻しを申請する手間もかかりません。「限度額適用認定証」は国民保険ならば加入している自治体、社会保険であれば加入している健康保険組合、協会けんぽで申請すると取得できます。
すでに入院している場合でも、その月のうちに「限度額適用認定証」を取得して、病院の窓口に提示できれば、その月の医療費から自己負担限度額の範囲にできます。
なお、限度額適用認定証が必要なのは、70歳未満の人だけでしたが、2018年8月から、70歳以上でも一部の人は必要となりました。収入が「現役並み」で、年収が約370万円~約1,160万円に相当する人は、「限度額適用認定証」が必要ですから、手続きをお願いします。ご不明な点等ありましたら 入院受付⑧番へお問い合わせ下さい。