リハビリテーション科では、医師・理学療法士・作業療法士・言語聴覚士・看護師・MSW等とともに医療チームを構成して診療にあたり、地域の人々・勤労者の早期社会復帰をサポートします。
- 安全・安心をモットーにけがや病気による障害に対して、早期より障害の予防・能力の改善・日常生活の改善と自立をめざします。
- 患者さんと共に目標を持ち早期の社会復帰をめざします。
- 急性期病院として地域との連携を持ちながら患者さんに最良な社会復帰をサポートします。
- 傷害された能力を補うための義肢・装具・自助具・コミュニケーションエイド・福祉機器等の処方、使用法の指導を行います。
平成15年9月1日 改定
平成20年9月1日 改定
脳血管疾患及び大腿骨頚部骨折の患者におけるリハビリ介入時と終了時の日常生活自立度(BI)は自宅退院群では平均39.8点、転院群では平均17.0点の改善が認められた。
【自宅退院群】
|
脳血管疾患 |
大腿骨近位部骨折 |
心疾患 |
がん |
開始時 |
42.1 |
27.9 |
29.0 |
68.8 |
終了時 |
85.1 |
73.9 |
85.8 |
82.2 |
BI改善 |
43 |
46 |
56.8 |
13.4 |
【転院群】
|
脳血管疾患 |
大腿骨近位部骨折 |
心疾患 |
がん |
開始時 |
7.2 |
9.8 |
12.9 |
44.2 |
終了時 |
24.1 |
31.3 |
34.9 |
51.7 |
BI改善 |
16.9 |
21.5 |
22 |
7.5 |
また、摂食嚥下訓練の成果は自宅退院群と転院群ともに以下の通りだった。
【藤島の嚥下グレード】
転帰先別 |
自宅 |
転院 |
開始時 |
6.4 |
4.4 |
終了時 |
7.8 |
5.9 |
改善 |
1.4 |
1.5 |