マンモグラフィはX線を使って、乳腺に異常があるかどうかを調べる検査です。
当院のマンモグラフィ装置は従来のマンモグラフィ撮影に加え、角度を変えて複数の方向から撮影し、収集したデータを3次元的に再構成して断層像を作成できます。(トモシンセシスといいます)
トモシンセシスによる撮影画像は、現状のマンモグラフィの弱点である高濃度組織の重なりによって病変が隠され判別しにくい、あるいは組織の重なりにより正常組織があたかも病変のように見えるなどの点を解消し、組織の重なりを原因とする診断の低下を解消できます。
新技術トモシンセシス機能(3D)により、一回の撮影で多方向からの画像を再構成することにより従来の撮影では難しかった乳腺組織の重なっている部分も明確に抽出することが出来ます。
比較画像を紹介します。
左が2D画像、右が3D画像となっています。
比較画像①
比較画像②
比較画像③