当センターは、地域住民・勤労者の呼吸器疾患に対して、内科、外科、理学療法科など多領域の有機的な連携によって、高度な専門的医療サービスを提供することを目的に、平成11年4月に設立されました。高齢者の増加に伴って、肺癌や慢性閉塞性肺疾患は増加しつつあります。また、自然気胸は若年者、高齢者ともに増加の傾向にあるといわれています。
過労死や突然死の重要な原因の一つと考えられる睡眠時無呼吸症候群など新たな疾患も加わっています。この様な呼吸器疾患に対する最近のニーズに対応すべく、高分解能CTやMRIによる画像診断核医学的診断、気管支鏡や胸腔鏡を用いた診断・治療など最先端技術を駆使した高度な医療サービスを提供する事を当センターの使命と考えています。また、喫煙問題は肺癌や慢性閉塞性肺疾患のみではなく、さまざまな喫煙関連疾患の予防に、さらには受動喫煙防止、子供の防煙の観点(呼吸器内科)の各科で取り扱っています。(各科の特色については科別案内を御覧ください)
特殊外来として、じん肺外来・タバコをやめる外来を開設しています。