ゲノム診療から、お一人おひとりに合った治療と予防へ
ゲノム医療の発展により、遺伝子の情報を診断や治療、将来の健康管理に生かすことが可能になりました。ゲノム情報に基づいて一人ひとりに適した治療を選ぶ「個別化医療」や、病気の発症リスクを知り、早期発見や予防につなげる「先制医療」が進んでいます。当科では、がんゲノムプロファイリング検査の実施支援に加え、遺伝性腫瘍をはじめとする遺伝性疾患の診療や遺伝学的検査を行っています。検査から得られる情報は、ご本人だけでなくご家族にも関係することがあります。専門的な遺伝カウンセリングを通じて、検査の意義や結果について分かりやすくご説明し、ご本人とご家族が十分に理解し、納得して選択できるよう支援します。
専門外来
専門的な遺伝カウンセリングを通じ、ご自身やご家族の生涯にわたる健康管理を支援する外来です。
診療日や完全予約制のご予約方法、受診までの流れをご案内しています。
概要・特長
がんゲノム診療
がんは遺伝子の変化によっておこる疾患です。
がんの組織または血液を用いて、がんの遺伝子の変化や生まれ持った遺伝子の違いを解析し、遺伝子変化に合った薬剤を探す個別化医療が発展してまいりました。当院は2025年12月に厚生労働省より「がんゲノム医療連携病院」に指定され、がん遺伝子パネル検査の提供が可能となりました。この外来では、がん遺伝子パネル検査について詳しく説明し、千葉県がんセンターと連携のもと、最適と思われる治療薬や遺伝性疾患の可能性を評価し、各診療科での診療につなげます。
現在は当院かかりつけの患者様に対してがん遺伝子パネル検査の提供をさせていただいております。
遺伝性腫瘍診療
がんの5-10%は、生まれ持った遺伝要因(一生変わらない体質)の関与の大きい"遺伝性腫瘍"であることがわかってきました。変化のある遺伝子に応じて発症しやすいがんの種類が異なります。特定のがんになりやすい体質だと分かった場合、今後の定期検査や治療において自分に適した方法や薬剤を選択できる可能性があります。一方、体質が分かることや血縁者への影響を通じて心理的な影響をお受けになる場合もありますので、カウンセリングを通して相談や適切なサポートを行って参ります。
その他の遺伝性疾患
様々な疾患において、遺伝学的検査をもとに治療方針が検討されるようになりました。各診療科の専門医とともに、検査また結果に伴った遺伝に関する相談を行ってまいります。
千葉大医学部附属病院やその地域医療機関と連携の上診療にあたります。
現在 周産期のご相談(出生前診断・着床前診断)などは対応しておりません。
いなだ まり
稲田 麻里
| 役職・職位 | ゲノム・遺伝診療科兼健康診断部部長 |
|---|---|
| 認定医等 | 臨床遺伝専門医制度委員会 臨床遺伝専門医 |
はら さとる
原 暁
| 役職・職位 | 副院長 |
|---|---|
| 認定医等 | 日本内科学会 総合内科専門医 |
すずき たけし
鈴木 大
| 役職・職位 | 外科部長 |
|---|---|
| 認定医等 | 日本外科学会 専門医・指導医 |
| 専門分野 | 消化器外科 |
外来担当医表
| 月 | 火 | 水 | 木 | 金 |
|---|---|---|---|---|
| - | - | 稲田 | - | - |


